ビッグデータの残酷な現実(クリスチャン・ラダー 著, 矢羽野 薫 訳)

「ハーバード数学科のデータサイエンティストが明かす」と銘打たれていますが、本書の一番のポイントは著者が出会いサイトの創業者で、恋愛パートナーを探すために提供された生身のデータを扱っている点です。題材が面白いので分析結果も思わず笑ってしまうものが多く、分析を生業としている人以外も面白く読める本だと思います。