概要
「私はアメリカが嫌いです。私はアメリカが大好きです。そんな矛盾した気持ちに、どう折り合いをつければいいのか。そんなことを考えながら、この本を書きました」―ジャーナリスト池上彰が、自身あこがれと反発をいだく国、アメリカの歴史と現状を、独自の9つの視点からわかりやすく解説する。超大国アメリカを知るための教科書決定版。文庫化にあたり、「オバマ以降のアメリカ」を大幅加筆。
感想
自国第一でご都合主義なのもアメリカ国民は自国を「神のもとにある国家」と信じているからと知れば納得。嫌いを通り越してあきれるしかないこともあるが、それでも機を見て変化・変革を断行し世界の覇者の地位を守り続けられるのはそれだけ魅力的でパワフルな国なのだと思う。