あらすじ
- 読書に目的を持つな。
- 本は最後まで読む必要はない。
- 仕事とは関係のない本を読め。
- 「成功本」は今すぐ捨てよ。
これまでの常識をくつがえす画期的読書術!
まったく違うジャンルの本を「同時並行」で読むことで、集中力が増す、発想が豊かになる、情報収集力が身につく。
本を10冊同時に読めば、人生が10倍面白くなる!生き方に差がつく「超並列」読書術。
感想
各章のタイトルに刺激的なワードがならんで賛否両論ありそうだが
- これから庶民と庶民以外(クリエイティブクラス)の2極化が進む
- 庶民以外に抜け出したいのであれば周りと同じことをするな
- 誰にも負けないよう勉強(本書では読書)をしろ
というのはその通りだと思う。これだけIT化が進んでも書籍が著者が長い時間をかけて得た知見を安価かつ短時間に得ることができる手段であることに変わりないと思う。
一方で、周りと同じことをするなと言いつつ著者が自分の書評サイトの宣伝をしていたり、ライフステージ別にオススメの本を紹介したりと若干自己矛盾しているのだが、痛快な語り口調でサクサク読める一冊。