概要
昨年5月の発売後にベストセラーになった『ザ・ゴール』の続編。前作で紹介したTOC(制約条件の理論)を単なる生産管理の手法から、マーケティングや経営全般の問題解決にも適用できる思考法へと発展させている。
感想
前作の「ザ・ゴール」はTOC理論メインで製造業色が強かったが、今作は思考プロセスがメインで経営コンサル色が強い。(むしろ生産管理という面を期待して読むと期待はずれになりそう。)
本書で出てくる思考手法のすごさはストーリーから浮かび上がってくるがいざ自分でできるかというと難しいので別の書にあたる必要がありそう。思わず登場する思考手法を使ってみたくなるくらいストーリーは秀逸で量の割にすぐ読めた。