概要
88年以上読み継がれてきた伝説のバイブルがついに登場!
「広告の父」デビッド・オグルヴィは、自らも本書で学び、
「この本は間違いなく、いままで1番役に立つ本だ」と絶賛する。
本書は、58年間、アメリカの広告業界で伝説的コピーライターとして活躍し続けたジョン・ケープルズが、
実証的かつ即効性のある「科学的広告」ノウハウを明かしたもの。
見出しを先に書いてはいけない
見出しを真っ先に書くということはその売り物を熟知しているということだから、どこから書き始めようがコピーはスラスラと出てくるはずだ。そうではない場合は、まず広告する製品やサービスについてよく調べるところから始めよう。
次に見出しの候補をいくつか書いてみる前にコピーのたたき台を書いて今の自分の知識を整理する。中心となるセールスポイントがどこかに見つかるはずだ。それを見出しの元になるコンセプトだ。
それから必要なだけ時間をかけて1番良い見出しを考えたらコピーを書き直したり練り直したりして、見出しの最終案からロゴまでが自然な流れになるようにする。
成功した見出しの4つの秘訣とは?
- 得になる
- 新情報
- 好奇心
- 手っ取り早く簡単な方法
見出しを書く5つのルール
- 何よりもまず「得になる」ものを必ず盛り込む
- 「新情報」があればそれを大々的に伝える
- 「好奇心」を刺激するだけで終わらないようにする。「好奇心」を「新情報」、「得になる」に組み合わせる
- 明るい面、プラス面から見て書く
- 手っ取り早く簡単に欲しいものが手に入れられることを知らせる
35の見出しの型
- 見出しを「ご紹介」で始める
- 見出しを「発表」で始める
- 発表のニュアンスがある言葉を使う
- 見出しを「新」で始める
- 見出しを「いま、さあ、ついに」で始める
- 見出しを「とうとう、いよいよ」で始める
- 見出しに日付や年を入れる
- 見出しをニュースネタ風にする
- 価格を見出しのメインにする
- 割引価格をメインにする
- 特価品をメインにする
- 支払いの簡単さをメインにする
- 無料提供をメインにする
- 役に立つ情報を提供する
- 「エピソード」を伝える
- 見出しを「〇〇する方法」とする
- 見出しを「どうやって、このように、どうして」とする
- 見出しを「理由、なぜ」を入れる
- 見出しを「どれ、どの」を入れる
- 見出しを「他に」を入れる
- 見出しを「求む」を入れる
- 見出しを「これ、この」で始める
- 見出しの理由に「〜だから」を入れる
- 見出しの仮定に「もし〜なら、もし〜しても」を入れる
- 見出しに「アドバイス」という言葉を入れる
- 見出しを証言スタイルにする
- 読み手を試す質問をする
- 1ワード見出しにする
- 2ワード見出しにする
- 3ワード見出しにする
- 今はまだ買わないように伝える
- 広告主から相手に直接語りかける
- 特定の個人やグループに呼びかける
- 見出しを質問形式にする
- ベネフィットを事実と数字で伝える
効果的な訴求ポイント
- 収入を増やす
- お金を節約する
- 退職後の生活の安心
- もっと健康に
- 医療対策
- 老後の安心
- 仕事やビジネスで成功する
- 名声
- 喜び
- 家事をもっと楽に
- もっと余暇を
- 快適さ
- 脂肪を減らす
- 心配から解放される